卒業してから人気が出た元女性アイドルランキング
モーニング娘。やAKB48など一世を風靡した女性アイドルたち。
毎年かなりの人数がデビューを果たしますが、アイドルとして生き残れるのはほんの一握り。
またトップアイドルに輝きながら、グループを卒業したとたん鳴かず飛ばずになってしまう元アイドルたちも少なくありません。
このあたりは芸能界の厳しさを感じるところですが、逆にアイドルとしてはパッとしなかったものの、その後の努力で人気女優、人気タレントの地位を手にした少数派もいます。
そんな彼女たちをランキング形式でまとめてみました。
10位 秋元才加(元AKB48)
AKB48として活動していた秋元才加さん。
AKB48時代はフィリピンと日本のハーフで体育会系のチームを引っ張る涙もろいイケメンリーダーという印象が強い秋元さんでしたが、卒業後は高身長で筋肉質な体系を活かしてモデルや女優、タレントとしてマルチに活躍しています。
また、フィリピン出身であることから、フィリピンの親善大使としても活動しており、日本とフィリピンをつなぐタレントとしても今後期待が高まっています。
9位 川栄李奈(元AKB48)
AKB48の11期生として加入した川栄李奈さん。
まだアイドル時代の川栄さんを知っている方も多いでしょうが、「めちゃ×2イケてるッ!」などといったお笑い芸人と共演する場面でも積極的に絡みに行き、AKB時代は勉強が苦手なおバカキャラとして活躍していました。
AKB48を辞める少し前頃から女優活動にも力を入れはじめ、ドラマ「SHARK」や「ごめんね青春!」では演技経験が浅いにもかかわらず高い評価を得、2015年8月にAKB48を卒業しました。
主役を引き立てる「地味さ」が女優としての川栄さんの魅力であり、男性からも女性からも親しまれる嫌味のなさも色々な層からの支持が高い理由と言えるでしょう。
AKB48卒業後もドラマや映画などに引っ張りだこであり、今ではAKB48卒業生の中でも大出世を果たしています。
8位 中谷美紀(元桜っ子クラブさくら組)
きれいなで凛とした雰囲気の女優というイメージが強い中谷美紀さんも元アイドルで、テレビ朝日系で放送されていた「桜っ子クラブ」という番組内で結成されたアイドルユニット桜っ子クラブさくら組のメンバーとして2年間活動をしていました。
1993年でこの番組を卒業し、その後はアイドルから女優に転身。
1998年~99年の間に映画「リング」やドラマ「ケイゾク」などといった当時の話題作に出演し、一気に女優としての知名度を上げました。
英語やフランス語も流ちょうに話す知的さも中谷さんの魅力であり、今後もさらなる活躍も期待したい人気女優です。
7位 永作博美(元ribbon)
少し陰のある雰囲気が特徴的な女優である永作博美さんも元アイドルです。
アイドル時代はribbonというアイドルユニットで活動しており、6年ほど活動した後にソロ活動・女優活動へとシフトチェンジしていきました。
魔性の女を演じる機会の多い永作さんですが、実際は2人のお子様を持つお母さんで、家庭と仕事を両立させながら活躍しています。
そのため。2015年にはベストマザー賞も受賞しており、アイドルから日本を代表する女優、ママタレントへとかなりの出世を果たしていると言えるでしょう。
6位 深田恭子(元HiP)
「HiP」という某大手芸能事務所所属の若手女性アイドル・タレントから成るアイドルユニットの中心的メンバーだった時期もあることで知られる深田恭子さん。
なお、彼女は最初からこのグループのメンバーとして芸能界にデビューしたわけではなく、1997年から既に女優・タレントとして活躍をしはじめていました。
しかし、所属事務所が自社タレントにてアイドルユニットを結成することになり、1998年に結成された「HiP」の中心的メンバーとしてのアイドル活動もスタートすることになりました。
ただし、2000年代以降は女優として本格的にブレイクしはじめたため、このアイドルユニットとしての活動からは離れていき、その後、国民的若手女優となっていきました。
30代を迎えてからは肉体改造によって健康的な身体に進化したことにより役の幅を広げ、近年ますます活躍しています。
5位 満島ひかり(元Folder)
1997年から1999年にかけてはFolder、2000年から2003年頃まではFolder改めFolder5というアイドル系歌手グループのメンバーとして活躍していたのが満島ひかりさんです。
このグループは大手レコード会社の所属で、所属芸能事務所も積極的にこのグループの売り出しに力を入れていたため、当時は有名なグループであったので満島さんは元アイドルまた元歌手のイメージが強い女優さんです。
その後、アイドル・歌手活動を卒業してから2000年代後半は芸能活動がやや低迷していましたが、2010年頃から女優として頭角を現すようになりました。
そして、2010年代に入って、毎年のように国内の有名映画賞にて様々な賞を獲得するようになり、あらゆる役を完璧にこなせる女優として様々な監督に重宝されています。
4位 仲間由紀恵(元東京パフォーマンスドール)
東京拠点のアイドルグループ「東京パフォーマンスドール」の研修生だった時期がある仲間由紀恵さんです。
グループ内では下っ端の存在で、中心的メンバーとして音楽番組に出たようなことはないので元アイドルというイメージは薄めながら、卒業後はソロでアイドル的な活動をしていたため、彼女も元アイドルの一人といえます。
そんな彼女は、1990年代後半の時点ではまだアイドル的な存在であったものの、2000年にミステリー系のTVドラマ「TRICK」が大ヒットしたことにより、女優としてブレイクします。
その後、教師役で出演した「ごくせん」がシリーズ化され、最高視聴率が30%を超えるほどの大ヒットドラマとなり、この作品の存在によって国民的女優の一人にまで数えられるほどの存在となっていきました。
3位 篠原涼子(元東京パフォーマンスドール)
1990年結成の東京拠点のアイドルグループ・東京パフォーマンスドール在籍中に小室哲哉さんに発掘されてソロ歌手として成功したのち、2000年代からは女優としてブレイクした篠原涼子さん。
彼女は女優として成功する前にソロ歌手として成功したため、1995年頃の時点で既に元アイドルというイメージはなくなり、国民的歌手の一人という感じの存在でした。
その後、歌手活動が一段落してからは女優として2000年代から活躍するようになり、女優として沢山の作品に主演として出演してきたほか、ファッション誌の表紙モデルとしての需要が高く、たくさんの雑誌の表紙を飾ってきました。
2位 菅野美穂(元桜っ子クラブさくら組)
「桜っ子クラブ」というテレビ番組から誕生した女性アイドルグループ「桜っ子クラブさくら組」メンバーとしてのアイドル活動を卒業して、1990年代半ばから長くトップ女優として活躍し続ける菅野美穂さん。
このグループは、グループがレギュラー出演していたテレビ局で放送されていた音楽番組にゲストとして出演したこともあるため、当時は有名なアイドルグループでした。
そして、彼女はこのグループの中心的な存在の一人であったため、元アイドルということは今でも世間的によく知られています。
卒業後、1995年・1996年あたりはまだアイドルのイメージが強かったものの、1997年あたりから女優として本格的にブレイクしてアイドルのイメージはなくなり、以降はその高い能力で様々な作品を大ヒットに導いてきました。
1位 上戸彩(元Z-1)
アイドルを経て、女優として活躍している人はたくさんいますが、その中でも第1位は、国民的美少女コンテストの1997年大会出場者4人によって1998年に結成された「Z-1」というアイドルグループ出身の上戸彩さんです。
このアイドルグループは、大手芸能事務所が力を入れて売り出したためグループ名自体は有名だったものの大きなヒット曲は出ずに2000年代はじめに消滅してしまいました。
しかし、このグループの中心的メンバーだった彼女は2000年から女優として活動し始め、すぐに業界内で話題の存在となります。
そして、2001年から2002年にかけて、「3年B組金八先生」で主要キャストとして出演して知名度も上昇したほか、2002年に歌手としてソロデビューしてヒットを連発し、瞬く間に国民的なアイドルとなっていきました。
2000年代後半からは歌手活動は一段落して女優に専念するようになって様々な役を演じるようになり、アイドルからの脱皮に成功して国民的女優の一人にまで成長していきます。
私生活では2012年に結婚して1児が生まれますが、産休を経て仕事に復帰し、近年ではさらに役の幅を広げて女優としての評判を高めています。